具体的な健康経営の施策
主な施策
（1）受動喫煙対策・禁煙支援策
敷地内禁煙・就業時間内禁煙の継続実施
禁煙諸施策（禁煙外来治療費の補助・禁煙補助剤の購入費補助）
禁煙推進企業コンソーシアムへの参画
禁煙セミナーの開催
（2）食生活の改善
スマートミール認証弁当の導入と食費補助の実施
管理栄養士による栄養指導・相談窓口の設置
（3）メンタルヘルス不調の予防
メンタルヘルスセミナーの実施
ストレスチェックの実施と事後対応
（4）ワークライフバランスの充実
残業の事前申告制度の実施
長時間労働者及び部門に対する産業医・人事部門による面接の実施
（5）運動機会の増進
ボウリング大会の実施
運動奨励活動（歩行奨励）の実施
ストレッチ器具の設置
ウォーキングイベント等に対する参加費用の補助
施策の実施状況
取組の一部を紹介します。
パフォーマンス指標調査
●アブセンティーイズム分析
※アブセンティーズムとは…心身の不調により、遅刻や早退、就労が困難な欠勤や休職など、業務自体が行えない状態
①調査実施期間：2019年7月22日～8月5日
②調査方法：病気休暇取得をアンケートで聴取
質問内容：「過去1年間に、自分の病気で何日仕事を休みましたか」
③調査結果
アンケート対象：374名
有効回答：318名
女性の割合：71.9％
平均年齢：45歳
過去1年間の病気休業日数（自己報告）
平均日数：2.37日
標準偏差：5.27日
日本企業におけるアブセンティーズムの平均日数：2.6日（経済産業省調査）
⇒平均的な企業では2.6日×人件費分の生産性損失が生じていることになる
●プレゼンティーイズム分析
※プレゼンティーイズムとは…何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や労働生産性が低下している状態
①調査実施期間：2019年7月22日～8月5日
②調査方法：SPQ （東大1項目版)
質問内容：「病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として過去4週間の自身の仕事を評価してください」
③調査結果
アンケート対象：374名
有効回答：309名
女性の割合：71.9％
平均年齢：45歳
プレゼンティーイズム＝100% － 回答値
プレゼンティーイズムの平均値：19.52%
プレゼンティーイズムの標準偏差：15.67%
